ついにゲット!職業紹介事業許可証

2023年3月31日
職業紹介事業許可証の交付を頂きました!ここまでくるのに長かった~

職業紹介事業について

  • 有料職郷紹介事業ができるまでの流れ
  • 注意しよう、失敗ポイント!
  • ざくろの失敗2例
STEP
職業紹介責任者講習を受講

職業紹介事業は個人事業主でも良いので、会社を立ち上げるかどうか?会社としてやるのか、個人でやるのか?をまずは考えてみてね。
ざくろの場合は、最初にNPO代表の友達から話をされたときに「会社でないとNG」と言われ(その案件は他にも弊害があって流れてしまった)、最初から会社でやる予定だった。

・職業紹介責任者は1事業に1人必ずいなければならないので、講習を受講して受講証明書をもらっておく
・オンラインでも対応しているので日程豊富で取得しやすいから安心して受けてみよう
厚生労働省のHPを参照に、自分の日程など都合の良いところで申込を

STEP
労働局へ申請書類提出

労働局の申請書類は全部で20種類!最初に見た時はまったく理解できない!
なのでここで時間をかけずにすぐに管轄の労働局へ電話して、
「申請書類の書き方を教えてください」と言えば、時間をとってくれるので即電話しよう。

・労働局の申請書類は20種類(法人の場合)
・ネットで情報収集できるけれど、自己判断でやってしまうと大変なことが起こる!
 ざくろに起こった「大変なこと」はのちほど…。あ~、今でも悔やまれる!
・〆切までにもメールですべての書類を一旦送れば、修正箇所などをチェックしてくれる。わざわざ労働局まで行かずにチェックしてくれるのは有難いけれど、メールなのでその場で修正ができない。
書類送信⇒翌日連絡がきて不具合の指摘⇒再提出⇒確認、となるので最低3日かかると思ってスケジュールを組んだ方がいい

STEP
申請〆切は各月の月末

月末までにぎりぎりセーフで持ち込めば、3ヶ月後の月初1日からに紹介事業がスタートできる。それを逃すとまた1ヶ月延長になるのでくれぐれも計画的に段取りよく進めていきましょう。
ざくろがすべての書類を提出できたのは1月30日(月)、労働局の担当者にも「綱渡りですね~!」と言われるほど色々なことがギリギリ!でもなんとか滑り込みセーフ!

・役所から取り寄せる書類【不動産登記簿謄本(登記事項証明書)、法人登記簿謄本(履歴事項全部証明書)、役員の住民票】は平日動ける日を確保して効率よく回ろう
・申請手数料として収入印紙5万円、登録免許税9万円がかかるので現金で持参でOK(こちらは各労働局によっても違うと思われるのでご指示通りに)
・郵便局で支払った領収書を渡すと押印してくれて、それで手続きは終了!
・その際にstep2の書類コピーと預かり証を渡してくれるのでそれは交付式に必要になるので保管しておこう
・併せて実地調査を行う日程を決める

なんとか、無事に終了してほっと一息~!!わからないことだらけだけれど、やってみると何とかなるので
やはり、なんでもやってみることだね!

STEP
実地調査

STEP3で日程を決めた日に労働局の担当の方が来て、実際の間取りなどが提出したレイアウトと同じかどうか?不備がないか?などの確認に来る。何にもないはずでも、大丈夫か?とドキドキする…

・部屋に鍵がかかる、個人情報書類を保管する鍵付きの収納が必要、と書いてあったので散々探して整えたのに…。
自宅兼事務所にしている場合、それは特に必要ないとのこと。が~ん!なんだ、ちゃんと言ってよ!と思ったがやはり、ここでも結局はざくろの確認不足なんだよね。今後の課題です!
・家の1室を確認するだけなので本当に数分で終了
・あとは労働局⇒厚生労働省に申請⇒審査⇒承認が下りるという流れだそうで、翌月の中旬までに電話がなければ、審査が問題なかったということになる。もし、何か不備があれば問い合わせがあるとのこと。
これまたドキドキの1ヶ月ですなあ
・そのあと、郵送で説明会の案内が届く、とのこと

STEP
《許可証交付式案内 在中》が郵送で届く

3月中旬になっても電話がこない!ヨカッタ~と思っていたら神奈川労働局から《許可証交付式案内 在中》と記されている郵便が届いた!!

・職業紹介事業許可証の交付についてという用紙に、日時、場所、必要書類など記載
・併せて業務運営上の留意点のセミナーを開催とのこと
・必要書類にSTEP3の「預かり証」と書いてあるので、保管しておこう

STEP
有料職業紹介事業許可証交付!

厚生労働大臣のお名前がデカデカと書いてある有料職業紹介事業許可証を頂きました~!いやあ、嬉しい!
やっとここまできた!!

・受付で「預かり証」と引き換えに有料職業紹介事業許可証をもらう
・着席してセミナー受講
・セミナー内容はまた別のところでまとめよう。

うーん、セミナー受けたら何だか気が引き締まるというか…。ずいぶん大それたことをやってしまった気がして、もっとしっかりやらないと!としみじみ。会社の代表としてやる、ということの重みをこの時初めて実感!

このなが~い一連の流れの中で失敗は数々あるけれど

・資本金は500万必要
・よく確認しないで500万以下で設立してしまった場合は定款の訂正と公認会計士に監査報告書を作成してもらい、STEP3の書類に追加しなければならない。時間もお金もかかるので絶対に間違えないでね~
・職業紹介責任者は専任でなければならない
他の仕事との掛け持ちはできないので、自分が別に何か仕事をしていたらもう一人専任でできる人をたてる

 実はざくろは、11月に登記したので職業紹介の書類申請も11月中終わらせる予定だった。しかしながら、「NG」を言い渡され…。何かと思えば責任者をざくろ自身にして登録しようとしたら責任者は専任でなければならない、万が一トラブルが生じた場合他の仕事をしていたら対応できないから、と!!
 そして更ににネットの情報で150万と書いてあったので資本金は150万でイイのだと思い込んでしまって、ちょっと上乗せした金額でそのまま登記してしまいました~こちらも定款の修正をしなければならず、11月中はできずに終わり、12月はもちろん、年末年始で公文も忙しくできない。そしてやっと1月に申請が無事終了したわけです。いや、いや、1月の申請もまだまだたくさんもボロが(笑)それはまた改めて。

 よくよく確認して、しっかり準備しましょうね。
せっかく定款作成など自分でやって節約起業できたのに、結局ムダな出費と多大な時間の浪費をしてしまいました。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    息子3人育てながら、横浜で公文教室を10年経営する。
    花と陶芸愛は消えないけれど、生活費、教育費のためにダブル、トリプルワークの激務をこなし、身も心もズタボロになって敢え無く撃沈!
    ようやく子育てほぼ終了と同時にNLPカウンセラー、シニアライフカウンセラーの学びあり。引っ越しと学びと新たな出会いを機に自己棚卸。
    人生の第3タームを迎えてざくろさんちのギフトとparaDoi復活へ。

    コメント

    コメントする

    目次